2016/09/24 14:00

昨日に引き続き、今日は革色が「茶色」の場合、つけてしまったボールペンインクが「ボールペンインク消し」で本当に落ちるのか、実験してみました。ちなみに白色本革のインク消し実験はこちらをご覧ください。→白色本革実験結果



革色が薄い白色の実験では、ものの見事にインクが全て消せたので、今回の茶もっときれいに仕上がるのではないかと期待しています。まずは、ボールペンインク消し上部の緑色のキャップを外します。


 


次に下部の緑色の部分を時計回りに回します。すると・・・。


 


スティック上のボールペンインク消しが出てきます。早速、革表面につけたボールペンインクの上に円を描くようにすり込んでいきます。




ボールペンインク消しを刷り込んだ後、すぐにきれいな布地でふき取ります。この時、あまり強くゴシゴシとふき取らないようにすることが重要です。




インクが消えたら革表面のコンディションを整えるために「プロテクションクリーム」を塗りこんでおきます。




そして全ての工程が終了した後は・・・。




接写で撮りましたが、いかがでしょうか。ご覧ください。
ボールペンインク跡は、跡形もなく消えました。
変なテカリや革表面のキズもありませんでしょう。
これで自信を持って皆様にお勧めできます。


本革ソファーや、ダイニングチェアーにつけてしまったボールペンインク、でももう心配いりません。このインクリムーバーがあればもう安心。もちろん合成皮革(ビニールレザー)についたボールペンインクも消せます。


注 意
すべてのインクを落とせることを保障するものではありません。
インクリムーバーを使用してもインクの種類や革色(特に色が薄いタイプ)によっては、完全に落ちない場合がありますので、事前にご了承ください。